地域とのつながりを大切にした
SONODAでの経験を未来へ
園田学園は、1938年、園田村の村長中村龍太郎が、当時、学ぶ機会が限られていた女性のために学校を設立し、この地域における女子教育の振興を目指したいという強い思いからはじまりました。建学の精神「捨我精進」は、自分本位の考え方や欲望を捨て、一所懸命に努力すれば、目的は達成できるという意味です。創設以来、80余年、本学の教育には、この精神が脈々と流れ、これまで数多くの人材を幅広い分野に送り出してきました。
そして、「凛としてしなやかに、地域とともに、社会をきりひらく女性の育成」を理念とし、相手の身になって考え、誠実に行動し、仲間と協力して幸せな社会をつくる女性を育てることを目指しています。
本学ではすべての教育活動に「経験値教育」取り入れています。「経験値教育」とは、教室で学んだ知識をもとに、社会での経験を通して、さまざまな物ごとを実感し、多様な人々の考えや行動に共感しながら、次の学びへと発展していく循環型の教育です。
本学での学生生活では、園田学園でなければ経験できないことが数多くあります。それは、開学以来、長年、地域とともに歩んできた本学が大切にしてきた地域の方々とのつながりがあってこそできる、多彩な体験から生み出されます。
在学中、学内外の多くの場で、多くの人と出会い、「経験値」を高めていって欲しいと思います。将来、あの時のあの経験があるから、今の自分があるといえる経験を重ねることがSONODAのめざす「経験値教育」です。