学部・学科の教育理念及び人材育成上の目的
人間健康学部
個として存在する人間への科学的アプローチと社会を形成する集団として存在する人間への文化的・社会的アプローチを通じて、人間の幸せの根源である健康の追求
総合健康学科
健康づくりの専門職として高度な知識と技能を身につけ、健康で豊かなウエルネスライフの実現に貢献できる人材の育成
人間看護学科
生命の尊厳と人権の尊重を基調とした倫理観を培い、看護専門職として高度な知識と 技術を追求し、地域や国際社会の人びとの健康と自己実現に向けたヒューマンケアの実現に貢献できる人材の育成
食マネジメント学科
人間の健康を食物、栄養の面から追求し、 自ら実践し、専門的な知識、指導技術、管理能力を身につけ、地域社会に貢献できる人材の育成
こども学部
総合的な人間理解のもと、人間形成の基盤となる教育を総合的かつ実践的に追求し、人びとの生活の質を高め、豊かな社会の形成に貢献できる人材の育成
こども学科
保育・教育の専門的知識および技能を身につけ、現代社会が抱える多様な子どもの問題に対処できる人材の育成
経営学部
経営・会計・経済に関する基礎的・基盤的な 素養と専門的知識の修得を通じて、専門職業人として社会で活躍し、貢献できる人材の育成
ビジネス学科
現代の社会経済情勢に明るく、ビジネスの要であるマネジメント、アカウンティングの能力を身につけ、グローバル化の進展に対処する感覚や情報処理能力を備えた、専門職業人として自立した人材の育成
短期大学部
各学科の教育理念及び人材育成上の目的は次のとおりとする
生活文化学科
衣食住を基盤とした生活文化に役立つ実践科学的な知識と技能を修得し、あわせて人間性豊かな教養を身につけ 、主体的で聡明な生活者として社会に貢献できる自立した女性の育成
幼児教育学科
子どもの総合的な理解を深め、保育の専門性を修得することにより、子どもを取り巻く環境の変化に対処できる保育実践力を持った人材の育成
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
大学
人間健康学部
総合健康学科
総合健康学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「学士(健康学)」を授与します。
運動・栄養・休養を柱とする健康の3要素に関する専門知識を身につけている。
健康づくりで大切な運動・栄養・休養について適切な指導力を身につけている。
地域社会での実践活動を踏まえ、健康づくりに貢献することができる。
健康の保持・増進に関する計画(プログラム)を組むことができ、関係する諸方面に提案する力を身につけている。
人間看護学科
人間看護学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「学士(看護学)」を授与します。
看護の対象となる人々を「からだ」「こころ」「社会」という側面から理解し、直面しているさまざまな課題や状況に真摯に向き合う力を身につけている。
生命の尊厳と人権の尊重を基調とした倫理観を身につけ、看護専門職業人として社会的使命を認識したうえで、看護基礎教育で必要とされる知識と技術を修得し実践する力を身につけている。
保健・医療・福祉の連携とその実際を知り、地域社会や国際社会の人々を取り巻く状況を理解したうえで、社会資源の活用および組織や集団の一員として連携する力を身につけている。
向き合う力、実践する力、連携する力を身につけたうえで、地域社会や国際社会の人々の健康と自己実現に向けたヒューマンケアの実現に向けて自ら行動することができる。
食マネジメント学科
食マネジメント学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「学士(栄養学)」を授与します。
食物、栄養、健康に関する理論的・実践的な知識・技能を身につけている。
専門的な知識を知恵に変え、食生活を通じて社会に役立つ力を身につけている。
関係する職種と協働し、食と健康について学び自ら問題解決する力を身につけている。
こども学部
こども学科
こども学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「学士(教育学)」を授与します。
幅広い教養的知識を身につけ、保育・教育、教職に関する質の高い専門的知識・技能を身につけている。
保育・教育現場で生じる課題や地域社会の関連課題を見出し、他者と共に解決に向けて探求する力を身につけている。
現代社会の教育課題と向き合い、柔軟に対応する力を身につけている。
他者と協力・協働し、自らの経験を活かしながら主体的に熱意・責任感をもって指導・実践する力を身につけている。
経営学部
ビジネス学科
ビジネス学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「学士(経営学)」を授与します。
経営学領域の体系的な専門知識を身につけている。
主体的に調査し情報を収集・分析する力を身につけている。
物事を客観的に正しく理解するための思考力を身につけている。
コミュニケーション力を活用し、他者と協働して問題解決ができる。
短期大学部
園田学園女子大学短期大学部では、建学の精神・教育理念に基づく教育課程を履修し、所定の単位を修得して、以下の能力を身につけた学生に卒業を認定するとともに学位を授与します。
豊かな教養と専門的な知識・技能を備え、自立した女性として自ら行動することができる。
社会人として積極的に他者と支え合い、コミュニケーションをとることができる。
修得した専門知識・技能をもとに、地域社会の課題に向き合い考えることができる。
生活文化学科
生活文化学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「短期大学士(生活文化学)」を授与します。
自ら学ぶ意欲を持ち、生活文化に関わる豊かな教養を身につけている。
生活文化領域での専門的な知識と技能を身につけ、自立した女性として自ら行動することができる。
自ら磨いたコミュニケーションのスキルにより、他者を支え協働する力を身につけることができる。
社会・職業生活を想定した実践的な経験を通じて、地域社会の課題に気づき、深く考えることができる。
幼児教育学科
幼児教育学科では、卒業要件を満たし、以下の能力を修得した学生に卒業を認定するとともに学位「短期大学士(教育学)」を授与します。
自立した社会人として行動し、子どもを総合的に理解することができる。(自立)
幼児教育・保育の専門職としての知識・技能・職業観を持ち、社会において協働することができる。(協働)
子どもを取り巻く社会状況や地域課題に向き合い、考え続ける姿勢を持つことができる。(創造)
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
大学
教育課程編成の考え方
大学共通科目、学部共通または学部基礎科目、専門教育科目の三つの科目群 からなる体系的な教育課程を編成します。
大学共通科目には 、広い視野と多様な視点を身につけ、論理的に思考・表現する力を養うため、多彩な科目を配置します。高校から大学へ学びを切り替えるための初年次教育科目も含みます。学部共通・学部基礎科目には、専門教育の基盤になる科目を配置します。専門教育科目は、各学科の専門的な知識・技能とそれらを活用・応用する力を身につける科目を組織的に配置します。
他者と支え合う関係を築くとともに、地域社会の課題解決に貢献する力を養うため、大学内外のさまざまな人と交流しながら学ぶ地域志向科目 をすべての科目群に設定します。
身につけた知識・技能を活かし、実践できるようにするため、「経験値教育」をすべての科目で実施します。中心になる科目群を「経験値教育コアプログラム 」として設定します。
学習の内容・方法・過程
授業科目は 、目標、内容の関連性や順序を踏まえ、1年次から4年次まで計画的に履修します。4年間の学習過程は、まず基礎的な知識・技能の習得、次に専門的な知識・技能の習得、そして実践・実習とその振り返り、最後に発展・応用的学習による専門性の向上という段階を踏みながら進みます。
大学共通科目の「基幹」科目では 、建学の精神と理念、教育方針、社会貢献、女性の役割の変化などの理解と実践を通じて、大学で学ぶことの意義と責任、自己の果たすべき社会的役割について考えます。「人文科学」「社会科学」「自然科学」「国際交流」分野の科目は、広範囲にわたる知識に触れることにより、視野を広げ、豊かな人間性を育むとともに、多角的に考察する力と論理的・批判的思考力を養います。「基礎」科目は、初年次教育科目で、大学で学ぶための技法の習得、コミュニケーション・スキルの習得、情報リテラシーの向上、キャリアプランの形成により、社会人としての基礎力を身につけます。人間健康学部共通科目では「ライフサイエンス」「健康と社会」「生命倫理」など、人間教育学部基礎科目では「人間と教育」「子どもの安全」「メディア活用実践」など、経営学部基礎科目では「経営学入門」「経済学入門」「会計学入門」など、各学部の専門分野の基礎的・基本的な内容を学習します。専門教育科目では、各学科の専門的内容を体系的に学習します。
授業は 、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかの形態で、教室内外で実施します。学習内容に応じて、調査学習、体験学習、グループ・ワークなどのアクティブ・ラーニングを行うとともに、学習支援システムをはじめ多様なメディアを利用して授業外学習を支援するなど、主体的学習を促します。
学習成果の評価方法
3.学習成果の評価方法
学習成果は 、各科目の到達目標の達成度及び4年間の学習目標である大学・学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力がどの程度身についたかを評価します。
各科目については 、
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準・方法により厳格に評価します。卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各科目の評価のほか、経験値アセスメント、ルーブリック、ポートフォリオ、アンケート等を組み合わせて評価します。
評価の結果は 、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の適正化、教育課程及び各科目の内容・方法の改善に生かします。
人間健康学部
総合健康学科
教育課程編成の考え方
本学科では、運動・栄養・休養を柱とする健康の3要素に関する専門知識を身につけるために、専門教育科目を「総合科目」、「身体と健康」、「生活と健康」、「こころと健康」、「社会と健康」、「運動と健康」の6つの分野で編成する教育課程を配置します。
「身体と健康」、「生活と健康」、および「こころと健康」では健康に関する幅広い知識を養成し、身体の健康や構造・機能及び養護や看護の基礎などの知識、生活習慣が健康に与える影響及びこころが健康に与える問題に対処するための知識と技能を身につけることができるよう科目群を配置します。「社会と健康」、「運動と健康」では地域社会との関係において健康をキーワードに運動やスポーツを通じて健康の保持増進の方法などを身につけるとともに自ら健康づくりができるよう科目群を配置します。
このように身に着けた知識や技能を活かし、実践できるように「経験値教育」を科目で実施します。その中心になる科目群が「総合科目」で「経験値コアプログラム」として設定しています。
学習の内容・方法・過程
授業科目は、到達目標や授業内容の関連性や順序を踏まえ、1年次から4年次まで計画的に履修します。初年次では、基礎的な知識や技能の習得、次に専門的な知識や技能の習得、その後に実習や実技を通じ、最後に、発展・応用的な学習により専門性を高めるという段階を踏みながら進みます。
養護コースでは1年次に養護概説、看護学、解剖生理学などを通じて、養護教諭に必要な看護や人体の基礎知識を修得します。2年次以降の専門科目では、救急処置法や病院での看護学基礎実習のように実践を取り入れた授業により基礎的な知識や技能を身につけます。3年次の教育実習である養護実習では、現場経験を積むことで専門性を養い、そして3・4年次の健康学演習、および総合健康研究などの科目を通して、気づく力、考える力、主体性を高めます。一方、健康スポーツコースでは1年次に学校保健、看護学、体つくり運動を通じて、健康について学び、指導に必要な知識を修得します。2年次以降の専門科目の中には、スポーツトレーニング演習や野外活動実習、エアロビックエクササイズなどにより各種スポーツにおける指導法を実践を通じて身につけていきます。3年次の臨床心理学やスポーツ心理学、スポーツ社会学など応用分野を修得し、3・4年次の健康学演習、および総合健康研究、さらには教育実習などの科目を通して、考える力、コミュニケーション力、協働する力を高めていきます。
授業は、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかの形態で、教室内外で実施します。学習内容に応じて、調査学習、体験学習、グループ・ワークなどのアクティブ・ラーニングを行うとともに、学習支援システムをはじめ多様なメディアを利用して授業外学習を支援するなど、主体的学習を促します。
学習成果の評価方法
学習成果は、各科目の到達目標達成度及び4年間の学習目標である大学・学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力がどの程度身についたかを評価します。
各科目については、
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準・方法により厳格に評価します。卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各評価のほか、経験値アセスメント、ルーブリック、さらに卒後研修にあたる夏季研修会におけるアンケートを活用し、教育課程の改善に生かします。
授業科目ごとの到達目標到達度については、筆記試験・レポート評価のみならず演習・実技科目については実技試験を行い評価します。あわせて授業アンケートを実施し、授業の内容・方法の改善や到達目標の適正化に生かします。
人間看護学科
教育課程編成の考え方
看護の対象となる人々のヒューマンケアを実現するための基盤となる知識・技術を修得するために、大学共通科目、人間健康学部共通科目、人間看護学科専門科目を設定しています。
そして、学習のなかで自ら見出した課題について、培った知識・技術に基づく看護実践力を統合し、課題解決に向けて自ら行動する力を養います。
学習の内容・方法・過程
人間看護学科の授業科目は、大学共通科目、学部共通科目をふまえ、「からだと向き合う領域」「こころと向き合う領域」「社会と向き合う領域」及び「看護基礎学領域」「看護実践学領域」「統合領域」「助産学領域」「地域連携支援看護学領域」「養護領域」の9つの領域で構成されます。
①「からだと向き合う領域」「こころと向き合う領域」「社会と向き合う領域」では、それぞれの領域で得た知識と技術、そして実体験をリフレクションしながら、看護学の対象となる人間について探求します。
【からだと向き合う領域】
看護の基礎となる生活を営む人間の「からだ」について探求し、人体の構造、機能、代謝とその異常、また、病気と治療、回復に関する基礎知識を学びます。
【こころと向き合う領域】
看護の基礎となる生活を営む人間の「こころ」について探求し、看護学の基盤でもある人間と人間との関係構築のための基礎能力を深めていきます。
【社会と向き合う領域】
看護の基礎となる生活する人間を取り巻く「社会」について探求し、保健医療福祉制度や諸統計についての知識を学びます。
②「看護基礎学領域」、「看護実践学領域」、「統合領域」、「助産学領域」(助産師課程)、「地域連携支援看護学領域」(看護師課程および保健師課程)、「養護領域」(養護教諭)では、看護学の諸領域を学びます。学びの段階が進むにしたがって、看護学の統合を図り、専門性を発展できるように構成しています。
【看護基礎学領域】
看護学の基礎となる理論・看護の歴史、及び他の専門職との協働の中での看護の自立・自律のあり方、これからの社会を見据えた看護の役割とその提供システムについて学びます。さらに、1年次より地域を志向し、そこで生活する人びととその社会の健康について探求します。
【看護実践学領域】
生涯にわたる人間の成長・発達を基盤とし、個人や家族を対象として、その人の「いのち」、「生活」、「人生」の質の向上を図るための知識と技術を習得します。この領域は、「育成看護学」、「成熟看護学」、「精神看護学」、「老熟看護学」で構成しています。
【統合領域】
看護を必要とする場にスムーズに適応できるように、これまでに学習した内容の知識と技術を全て統合します。そして、チーム医療における多職種間の協働のあり方を探求し、在宅看護学、看護マネジメント、医療安全や危機管理、災害看護等について学び、看護の専門性を追求します。また、国際的な視野での考え方や研究的態度と姿勢を身につけていきます。
【助産学領域】
助産師課程の科目で構成されています。周産期における妊婦・産婦・褥婦および新生児とその家族を対象とし、助産学特有の診断のプロセスを学び、助産ケアおよび援助技術を習得します。さらに、個別のケア・診断技術・分娩介助技術を実践します。また、助産に関連した地域における保健・医療・福祉の連携について学びます。
【地域連携支援看護学領域】
看護師課程および保健師課程の科目で構成されています。地域で生活する人びととその人が属するコミュニティを対象とし、看護を取り巻く関係諸機関とその機関への働きかけ、連携のあり方、地域で生活する人びとや組織の行動特性、生涯にわたる健康支援のあり方を探求します。地域看護・地域連携を知り、資源の創生について学びます。
【養護領域】
教職課程に含まれる科目(人間健康学部共通科目、養護に関する科目および教職に関する科目)として、学校教育および児童生徒の心身の健康問題や健康保持に関わる養護教諭の役割について学びます。
学習成果の評価方法
学習成果は、各科目の到達目標の達成度および4年間の学習目標である大学・学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力がどの程度身についたかを評価します。
各科目については
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準方法により厳格に評価します。卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)に示す能力については、ルーブリックや試験など各科目で評価します。
評価の結果とDP検証アンケート結果分析により、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の適正化、教育課程および各科目の内容・方法の改善に生かします。
食マネジメント学科
教育課程編成の考え方
本学科では、経験値教育に基づき実践的に活躍できる管理栄養士の養成のため「総合科目」、「専門基礎科目」、「専門科目」を食物、栄養、健康に関する専門知識・技能を体系的に理解できるように配置します。「専門基礎科目」および「専門科目」では実験、実習および演習科目を配置して、自らの学習経験を通して専門知識に対する理解を深めます。キャリア支援教育として臨床栄養、栄養教育、スポーツ栄養、食品開発、地域栄養の各専門分野に関する少人数の実務教育を行うことで、より専門的な実践力を養います。
学習の内容・方法・過程
本学科は、1年次に「総合科目」の食物栄養基礎演習と基礎化学を通して管理栄養士の業務や役割、調理・給食・栄養指導に必要な計算・計量の基礎、食物・栄養の理解に必要な生物学や化学の基礎を修得します。1・2年次では「専門基礎科目」の講義と基礎的技術を修得する実習・実験・演習により、多様な地域社会のニーズや変化に対応できる確実な知識の定着と技術の修得を促します。2・3年次では「専門科目」の講義・実習・演習を履修し、専門的な理論や実践を系統的・体系的に修得します。3・4年次では、「総合科目」において、臨地実習・学外実習を履修し、実際に現場の仕事を経験していく中で専門職としての視点と実践的な能力を養い、実社会での多様な課題解決能力を身につけます。4年次では、各ゼミに配属され、食物栄養学研究(卒業研究)を通して、実践的な卒論テーマの課題に取り組む中で科学的・論理的な思考力を養います。
このような科目を通して、生涯にわたり自らの専門性を向上させるための学習能力を身につけ、関係分野の他職種と協働してさまざまな課題を解決することができるよう、授業では発表や討論する場を設けることでコミュニケーション力やリーダーシップ力を高めていきます。
学習成果の評価方法
学習成果は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定めた項目と授業科目ごとに設定された到達目標に対して学生の到達度がどの程度であったかを示すものです。
各科目については
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した試験・学習態度、小テスト、レポート課題等により厳格に評価します。卒業認定・学位授与基準の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各科目の評価のほか、授業アンケートや学科アンケートを実施し、授業内容や方法の改善や到達目標の適正化に活かします。また、学外臨地実習の担当者からの評価で客観的な到達度を検証します。
こども学部
こども学科
教育課程編成の考え方
本学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力を養成するため、以下の方針で教育課程を編成・実施します。
「幼保教育コース」「児童教育コース」「小中英語コース」の3コースを設け、各コースの専門科目は、基礎・基本から応用・発展へと進む学びの連続性に基づき、体系的に配置しています。専門科目は、「総合科目」「児童支援学群」「児童育成学群」「児童実践学群」の4分野からなります。「総合科目」では、保育・教育者に必要な専門的知識と基本姿勢を学習し、「児童支援学群」では、子どもの成長・発達、保育・教育とそれらを取り巻く社会とのかかわりを学習します。「児童育成学群」では、保育・教育の具体的内容と方法及び技能を修得し、「児童実践学群」では、現場の諸課題への対応力と総合的な考察力を鍛えます。
学習の内容・方法・過程
1年次から4年次まで段階を追って、無理なく高度で幅広い専門的知識や技能を習得できるよう学習を進めます。
1年次には、子どもと関わる基礎になる「子どもの安全」「経験値演習」を必修科目として全員が学びます。2年次以降は、コース別に「総合科目」「児童支援学群」「児童育成学群」「児童実践学群」の4分野を学習し、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、中学校(英語)教諭にふさわしい高い専門性を養います。3、4年次の「児童教育研究」「卒業研究」では、主体的に専門的な課題を探求し、課題解決力や論理的思考力を高めます。さらに、学習内容を「強み」として伸ばすために、「リトミック」「子どもとICT教育」「異文化コミュニケーション研修」などの特色ある科目も学習することができます。
各コースの主要な科目は、コース必修科目として学習します。「幼保教育コース」では、「幼児体育」「器楽」などで身体を活用した表現活動について学び、「児童教育コース」では、「国語科指導法」「算数科指導法」などの教科指導法で小学校授業の実践力を身につけます。「小中英語コース」では、「Integrated English Course」「実用英語」などを通じて英語コミュニケーション力を高めるための学習をします。
授業は、子どもの発達段階に関する身体と心の理論を学ぶ講義・演習や、保育・教育現場での実習を通して、専門的知識・技能を実践的に身につけます。学習内容に応じて、グループ・ワークやプロジェクト活動などのアクティブ・ラーニングを行います。「経験値演習」では1年次から4年次の異学年の協働学習も取り入れます。また、eラーニング型学習支援システムで一人ひとりの授業外学習を支援し、主体的学習を促します。
学習成果の評価方法
学習成果は、各科目の到達目標の達成度及び4年間の学習目標である大学・学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力がどの程度身についたかを評価します。
各科目については、
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準・方法により厳格に評価します。卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各科目の評価のほか、アンケートを実施して評価します。
評価の結果は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の適正化、教育課程及び各科目の内容・方法の改善に生かします。
経営学部
ビジネス学科
教育課程編成の考え方
大学共通科目、経営学部基礎科目、ビジネス学科専門教育科目の三つの科目群からなる体系的な教育課程を編成します。
大学共通科目には、広い視野と多様な視点を身につけ、論理的に思考・表現する力を養うため、多彩な科目を配置します。経営学部基礎科目には、専門教育の基盤になる科目を配置します。専門教育科目は、ビジネス学科の専門的な知識・技能とそれらを活用・応用する力を身につける科目を組織的に配置します。
より具体的には、本学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げる目標を達成するために、以下の方針に従って教育課程を編成します。
(1)大学共通科目、会計、経営、経済、情報、心理、法律の各分野の科目の学習を通して、幅広い知識及び社会で必要とされる技能を着実に修得するとともに、自らのキャリア形成の方向付けができるよう、より専門的な深い知識を修得できるような基礎学力を養います。
(2)経営分野の素養を備えた専門職業人として求められる知識・技能が修得できるように、調査・情報収集力、課題設定力、ICT活用力を修得できる科目を、「経営学部基礎科目」を中心に体系的に配置します。
(3)経営分野の素養を備えた専門職業人として求められる思考力・判断力・表現力等が修得できるように、演習科目などを中心にプレゼンテーション力、企画・計画力、クリティカルな思考力を身につけられる科目を体系的に配置します。
(4)経営分野の素養を備えた専門職業人として求められるコミュニケ—ション力(外国語によるものを含む)、ディスカッション力、傾聴・受信力を身につけた「社会人」を育成するために、1年次から体系的・系統的に配置します。
学習の内容・方法・過程
本学科は、1年次、2年次に大学共通科目および学部基礎科目を中心に学び、幅広い教養と総合的な判断力を培い、専門科目を学ぶ上での基礎学力を修得します。また、2年次、3年次には専門発展科目を中心に学び、より高度な専門的知識と技能を修得します。そして3年次、4年次には専門応用科目を中心に学び、実践的な知識体系に集約された高度な専門的知識や技能を学習します。
特に、経営分野の素養を備えた専門職業人として求められる専門知識や課題発見力・課題解決力・コミュニケーション力・ディスカッション力およびプレゼンテーション力等に関しては、個別の専門科目ばかりではなく、各学年に少人数の演習科目(必修)を配して修得するようになっています。演習科目は、1年次の基礎演習は1クラス10人から20人程度、2年次の専門演習は1クラス10人から20人程度、3年次の研究演習は1クラス10人程度、そして4年次の卒論演習は1クラス10人程度で少人数の編成となっています。また演習科目では、学生カルテ(ポートフォリオの一種)を通じて、演習担当教員と学生の密接なコミュニケーションの下で、獲得すべき能力がどの程度ついてきたかを確認しつつ、必要な能力を高めるよう学習を進めることが出来るようになっています。
学習成果の評価方法
学習成果は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した能力がどの程度身についたか、各授業科目の到達目標の達成度はどのようであったかを評価します。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した能力については、各授業科目の基準スコアのほか、ルーブリック、ポートフォリオ、経験値アセスメント等を実施し、それらを基に総合的に評価します。
各授業科目の到達目標達成度については、
「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準・方法により厳格に評価します。あわせて授業アンケートを実施し、授業の内容・方法の改善や到達目標の訂正に生かします。
短期大学部
教育課程編成の考え方
共通科目、専門教育科目の二つの科目群 からなる体系的な教育課程を編成します。
共通科目には 、広い視野と多様な視点に基づく思考力・判断力及び表現力を育成するために必要な科目を配置します。高校から大学へ学びを切り替えるための初年次教育科目も含みます。専門教育科目には、学科の専門性に応じた知識・技能に加え、活用力・応用力を身につけるための科目を組織的に配置します。
他者と支え合う関係を築くとともに、地域社会の 課題解決に貢献する力を養うための専門教育科目を配置します。
身につけた知識・技能を活かし、実践できるようにするため、「経験値教育 」をすべての科目で実施します。
学習の内容・方法・過程
授業科目は 、目標、内容の関連性や順序を踏まえ、計画的に履修します。学習は、まず大学での学びを全般的に支える教養的内容及び専門分野の基礎的な知識・技能の習得、次に実践・実習とその振り返りという段階を踏みながら進みます。
共通科目では、豊かな人間性を育み、社会人としての基礎力を身につけます。「社会」分野の科目では、建学の精神と理念、教育方針、社会貢献、女性の役割の変化の理解を通じて、大学で学ぶことの意義と責任、自己の果たすべき社会的役割について考えます。また情報リテラシーの向上を図ります。「国際交流」分野の科目では、地域文化と外国語の学習を通じて、視野を広げます。「人間」分野の科目では、人間の心理と行動を学ぶとともに、初年次教育として基礎教育科目の学習を通じて、大学で学ぶための技法の習得、論理的な思考力と表現力を身につけます。専門教育科目では、各学科の専門的学習を体系的に進めます。
授業は、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかの形態で、教室内外で実施します。学習内容に応じて、調査学習、体験学習、グループ・ワークなどのアクティブ・ラーニングを行うとともに、学習支援システムをはじめ多様なメディアを利用して授業外学習を支援するなど、主体的学習を促します。
学習成果の評価方法
学習成果は 、各科目の到達目標の達成度及び2(3)年間の学習目標である大学・学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力がどの程度身についたかを評価します。
各科目については
、「成績評価のガイドライン」 に基づき、シラバスに明記した基準・方法により厳格に評価します。卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各科目の評価のほか、経験値アセスメント、ルーブリック、ポートフォリオ、アンケート等を組み合わせて評価します。
評価の結果は 、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の適正化、教育課程及び各科目の内容・方法の改善に生かします。
生活文化学科
教育課程編成の考え方
本学科では、生活文化領域の豊かな教養と専門知識の修得を達成するために、幅広い生活文化を学ぶ教育課程を構成し、同時に社会人としての基礎的な力を養います。
「経験値教育」の骨子となる主体性、協働する力、コミュニケーション力、気づく力、考え抜く力を学習し、社会人としての基礎的な力を修得できるように、小科目群(ユニット)を配置します。
ユニットは「生活文化基礎」、「ビジネス」、「情報ビジネス」、「食ビジネス」、「生活」の5つの領域に配置し、諸産業において自立した女性として意欲的なキャリアを実現し、社会・地域の課題解決に貢献できる人材を育てるための教育を実践します。
学習の内容・方法・過程
本学科は、1年次に「生活文化基礎」領域を通じて、豊かな教養と社会人としての基礎的な力を修得します。2年次以降の専門科目の中には、実技や実習を取り入れた授業が含まれます。「ビジネス」領域では、「簿記」や「ビジネスコンピューティングⅡ」を履修することで、ビジネスの現場での即戦力を養うことができます。「情報ビジネス」領域では、「プログラミング応用」、「webデザイン演習Ⅱ」を履修することで、情報社会への適応力を養うことができます。「食ビジネス」領域では、「製菓専門実習Ⅰ・Ⅱ」を履修することで、製菓・製パンの知識と技能を養うことができます。「生活」領域では、「生活環境学」を履修することで、地球環境の一部である生活の中に課題を発見する力を養うことができます。1・2年次の5つの領域の学習と並行して「医事管理士」「医療管理秘書士」としての専門的知識と技能を修得できます。
このような科目を通じて、社会人基礎力と自立した女性として意欲的なキャリアを実現する実践力を高めていきます。
授業は、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかの形態で、教室内外で実施します。学習内容に応じて、「インターンシップ」などの体験学習、演習科目でのグループ・ワークなどのアクティブ・ラーニングを行うとともに、学習支援システムなどを用いて、授業外学習を支援するなど、主体的学習を促します。
学習成果の評価方法
学習成果は、卒業認定・学位授与基準の方針に定めた項目と、授業科目ごとに設定された到達目標に対して、学生の到達度がどの程度であったかを示すものです。
各科目については、「
成績評価ガイドライン 」に基づき、シラバスに明記した授業参加度、小テスト、レポート試験、定期試験、実技試験を行い、厳格に評価します。卒業認定・学位授与基準の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す能力については、各科目の評価のほか、学科の定めるルーブリック、アンケート、資格取得などを組み合わせて評価します。
評価の結果については、卒業認定・学位授与基準の方針(ディプロマ・ポリシー)の適正化、教育課程および各科目の内容、方法の改善に生かします。
幼児教育学科
教育課程編成の考え方
幼児教育学科では、幼児教育・保育の専門職として必要な知識・技能・実践力を養成するために、段階的かつ体系的な専門教育科目を編成しています。
科目の配置については、「幼稚園教諭二種免許」と「保育士資格」ふたつの取得に向けて、幼稚園実習・保育実習の時期にあわせています。
さらに、専門職としての能力を向上させるために、音楽・美術・運動など実技科目の充実を図り、4週間連続の幼稚園実習に加え、発達障害児支援実習・子ども音楽療育実習を実施します。
また、地域社会に貢献できる自立した社会人を育成するために、地域の幼稚園や保育所などと連携事業を展開します。
学習の内容・方法・過程
幼児教育学科では、現場実習の時期にあわせて科目を配置しています。「保育士資格」のための科目を2年次前期までに履修し、「幼稚園教諭二種免許」のための科目については、2年コースは2年次前期までに、3年コースは3年次前期までに、それぞれ履修します。
たとえば「乳児保育」、「子どもの理解と援助」、「保育の計画と評価」などの科目では、子どもの心身の発達・子どもを取り巻く環境について理解します。「保育者論」や5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)関連の科目では、幼児教育・保育に関する専門的な知識と技能を学び、その他の講義・演習・実習によって表現力を高め、実践力を身につけていきます。また、卒業年次の後期には「保育・教職実践演習」、「幼児教育研究」などの科目を履修し、幼児教育・保育への理解を深め、主体的に課題を認識・解決する力や協働する力を学びます。演習・実習・実技だけではなく、講義においてもアクティブラーニング(グループワーク、模擬保育等)を導入し、主体的学習を促します。加えて、幼児教育学科は担任制その他による丁寧な個別指導を実施します。
このような教育課程を経て、保育者の社会的役割を理解し、向上心をもって社会に貢献する力を修得します。
学習成果の評価方法
学習成果は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定めた項目と、授業科目ごとに認定された到達目標に対して、学生の到達度がどの程度であったかを示すものです。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定めた項目については、学生の自己評価による「経験値評価システム」や、授業・実習を含めた「学生生活アンケート」などの実施から把握・評価し、学科全体で共有します。
授業科目ごとの到達目標到達度については、「ルーブリック」と「学修カルテ」をもとに学期ごとの個人面談などの実施から把握・評価し、学科全体で共有します。
また、大学全体での「授業評価アンケート」のほか、学科独自による卒業生動向調査、就職先(実習先)への意見聴取、その他を実施し、授業の内容・方法の改善や到達目標の適正化に生かします。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
大学
園田学園大学では、建学の精神・大学理念に基づき、さまざまな経験を通して、自己肯定感・効力感と他者を尊重する姿勢、必要な知識と知恵を育み、複雑さを増す社会にあっても変化に対応して活躍できる人材の育成を目指しています。
そのため本学は、大学での学修を主体的に進めていける基礎学力と、学ぶ意欲を有する人物の入学を受け入れます。
本学では学力試験、調査書、面接や小論文、高校までのさまざまな活動状況、自ら作成した書類などを組み合わせ、志願者の能力や意欲・資質を評価するための多様な入試選抜制度を実施し、総合的に評価します。
人間健康学部
総合健康学科(養護コース・健康スポーツコース)
総合健康学科では、本学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を理解したうえで、本学科の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる資質と能力を有する人物を受け入れます。
高等学校で学ぶ内容を理解し、大学での学修を主体的に進められる基礎学力がある。
大学での学修のほか、課外、地域、ボランティア等のさまざまな活動に取り組む意欲がある。
健康づくりのリーダーとして、人々の健康づくりに貢献したいという意欲がある。
論理的な思考力、判断力、コミュニケーション力の基礎がある。
主体性をもって多様な人々と協働し、学び続ける意欲がある。
人間看護学科
人間看護学科では、本学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を理解したうえで、本学科の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる資質と能力を有する人物を受け入れます。
高等学校で学ぶ内容を理解し、大学での学修を主体的に進められる基礎学力がある。
国語及び英語を通じて、基本的なコミュニケーション能力(聞く・話す・読む・書く)を身につけている。
数学、生物、化学を通じて、基本的な計算能力及び科学的思考力の基礎を身につけている。
高い倫理観を土台に自らを振り返り行動を管理できる。
さまざまな人々と向き合い、他者との交流・連携することに関心がある。
看護の専門領域を学ぶことに意欲的に取り組み、課題の達成に向けて努力し、人間的成長をめざすことができる。
食マネジメント学科
食マネジメント学科では、本学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を理解したうえで、本学科の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる資質と能力を有する人物を受け入れます。
高等学校で学ぶ内容を理解し、大学での学修を主体的に進められる基礎学力がある。
物事を論理的に捉える思考力や判断力を身につけている。
他者を理解しようとする意欲がある。
食に関わる者として、食を通じて社会に貢献したいという意欲がある。
こども学部
こども学科
こども学科では、本学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を理解したうえで、本学科の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる資質と能力を有する人物を受け入れます。
高等学校で学ぶ内容を理解し、大学での学修を主体的に進められる基礎学力がある。
子どもに強い関心があり、自身の資質・能力や経験を子どもの成長と発達に関わる仕事を通して社会に活かそうとする意欲がある。
論理的な思考力、判断力、コミュニケーション力の基礎がある。
保育・教育の今日的課題に対し、その解決に向けて多様な他者と協力して主体的に行動しようとする意欲がある。
経営学部
ビジネス学科
ビジネス学科では、本学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を理解したうえで、本学科の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる資質と能力を有する人物を受け入れます。
高等学校で学ぶ内容を理解し、大学での学修を主体的に進められる基礎学力がある。
論理的な思考力、判断力、コミュニケーション力の基礎がある。
主体性をもって多様な人々と協働し、学び続ける意欲がある。
短期大学部
園田学園女子大学短期大学部では、建学の精神・教育理念に基づき、さまざまな経験を通して、幅広い教養と高度な専門知識を身につけ、人を思いやる心を持ち、地域社会に貢献する女性の育成をめざしています。
そのため本学は、学ぶ意欲・コミュニケーション能力(主体性・多様性・協働性)を備え、創造性・理解力(思考力・判断力・表現力)を持ち、大学教育を受けるにふさわしい基礎的な知識と技能(知識・技能)を身につけた学生を求めています。
また本学の入試は、学力試験、調査書、面接や小論文、高校までのさまざまな活動状況、自ら作成した書類などを組み合わせ、志願者の能力や意欲・資質を評価するための多様な入試選抜制度を実施し、総合的に評価します。
生活文化学科
生活文化学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める人材を育成するために、次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めています。
高等学校の教育課程を幅広く修得している。
生活文化に関する教養と専門的技能を修得し、社会において職業として活かそうとする意欲がある。
高等学校までの履修内容のうち、「国語総合」もしくは「コミュニケーション英語Ⅰ」について、基本的知識と読解力、表現力を身につけている。
社会的、地域的、国際的な活躍や貢献の意欲があり、主体性を持って行動することができる。
自分の考えを日本語の文章で他者に伝えることができる。
集団において自分の役割を理解および判断でき、他者の主張を尊重しつつ、自分の意見も表現して目的を達成することができる。
幼児教育学科
幼児教育学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める人材を育成するために、次に掲げる知識・技能や能力・目的意識・意欲を備えた人を求めています。
高等学校の教育課程を幅広く修得している。
保育者の社会的使命や役割を理解し、幼児教育・保育の専門職としての倫理観を養い、地域社会に貢献する熱意と意欲を持っている。
a) 子どもの成長と発達に関心を持ち、積極的に学ぼうとする意欲を持っている。
b) 虐待や障害などによるハンディキャップがある子どもの支援や福祉に関心を持ち、理解しようとする意欲を持っている。
高等学校までの履修内容のうち、「国語総合」と「コミュニケーション英語Ⅰ」を通じて、コミュニケーションの基礎的な能力を身につけている。
ひとつの物事をさまざまな視点から捉えられるように、運動・音楽・美術などの実技に関心を持ち、理解しようとする意欲を持っている。
自らの健康状態や生活習慣に対する管理ができている。