介護等体験は「介護等体験に関する特例法」(1998 年4 月施行)により、小学校・中学校教員免許希望者は、特別支援学校と社会福祉施設での体験が必要です。
免許状申請の際には、この特別支援学校と社会福祉施設体験証明書が必要です。
介護等体験の趣旨
「個人の尊厳および社会連帯の理念に関する認識を深めることを重要視し、教員としての資質の向上を図り、義務教育の一層の充実を期すること」を目的としています。
体験内容
特別支援学校では、肢体不自由・知的障がい・聴覚障がい・視覚障がいをもつ児童・生徒、社会福祉施設では高齢者や・障がい者と、また養護施設で生活する児童・生徒とのコミュニケーションや介護・介助等が主です。
申し込みについて
毎年、12月上旬に体験申し込みについての説明会を行います。説明会の日程等は掲示にてお知らせしますので、見落としのないようにしてください。
受付期限内に申し込まない場合は、希望の年度内に体験できなくなります。
介護等体験費について
介護等体験を申し込む際には次の費用が必要です。
申込書提出時に教務課に納入してください。
申込書提出時に教務課に納入してください。
- 事務費(一律)・・・3,000円 (書類印刷費、通信費、テキスト代等)
- 社会福祉協議会体験費(府県別に異なるので、必要に応じて徴収します。)
兵庫県の場合・・・10,000円
大阪府の場合・・・11,000円
大阪府の場合・・・11,000円
日程等
学年 | 月 | 内容 |
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児童教育学科1年次生・総合健康学科2年次生 | 4月 | 麻疹抗体検査(大学で行う時に必ず受けてください) |
12月上旬 | 介護等体験申し込み説明会(大阪は翌年4月頃)申込書提出・体験費用納入 | |
児童教育学科2年次生・総合健康学科3年次生 | 4月 | 履修登録 |
4月~10月 | 事前事後指導(シラバス参照) | |
5月中旬~翌年2月 | 体験(特別支援学校・施設とも) |
履修登録等
「介護等体験」の履修登録が必要で、事前事後指導及び体験実習で単位の認定をしています。
講義日程等は掲示にてお知らせします。特別支援学校の校長経験の方や、社会福祉協議会の担当の方を講師として、介護等体験の内容や注意事項などの講義を予定しています。
保険・健康診断・抗体検査・細菌検査(検便)等について
賠償保険 | 入学時に「学生教育研究災害傷害保険」「学研災付帯賠償責任保険」に全学生加入しています。 |
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麻疹抗体検査 | 特別支援学校での体験では、麻疹の抗体があるとの確認がないと、体験できません。説明会や掲示で指示しますが、全員4月に大学で抗体検査を受けてください。 抗体がない場合は、麻疹のワクチン(麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)でも可)接種が必要です。 |
健康診断書 | 施設での体験で必要な場合があります。保健指導室で申込みをしてください。大学で健康診断を受診していない場合は、別途病院での健康診断が必要です。 |
細菌検査(検便) | 施設の体験内容によっては、検便が必要な場合があり、施設からの指示された項目について、各自病院で検査してください。 |
介護等体験証明書について
証明書用紙は、体験学生自身が体験先に持参します。
体験最終日または後日に体験先から証明書を受け取り、(一部大学宛郵送のところもあります。)
速やかに教務課へ提出してください。免許状申請時まで、教務課で保管します。