人間看護学科

ゲスト講師をお招きし、造血幹細胞移植について学ぶ講義が行われました

2024年7月22日(月)、兵庫県(保健医療部薬務課)主催、公益財団法人日本骨髄バンク協力のもと、本学で「令和6年度 大学生等を対象とした造血幹細胞移植推進特別講義」が開催され、人間看護学科2,3年生約170名が参加しました。

日本骨随バンクコーディネーションスタッフの小川裕子氏からは、骨髄移植に至るまでの実際の様子やドナーとなる条件について、神戸骨髄献血の和を広げる会の高橋晶子氏からは元患者として骨髄移植を受ける気持ちや身体の変化についてなどについてご講義いただきました。

参加した学生からは、
「若年層は移植成績もよいと知り、自分の血液で人の人が助かるのであれば、ドナー登録について十分に理解し、家族と相談し登録をしようと思った」
「ドナーが少ないという課題解決のために、公欠制度の推進やドナー休暇を作る学校や会社を増やすことが必要だと考えた」
「高橋さんのお話から、患者さんは全く病気について分からなかったり、死に対して恐怖や不安が生じたりしているのだと気付いた。そのような気持ちに寄り添える看護師になりたい」
「看護師は相談相手であり、正しい情報を提供する立場である。実習を通して、患者さんと信頼関係を築けるようなコミュニケーションを学びたい」
「実体験を聞いたことで、一人ひとりの力の大きさに気付くことができた」などの学びと感想が聞かれました。