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【ビジネス学科】ペルピンズ特別講義を企画運営

オープンキャンパス特別講義「ペルピンズと考える夢の叶え方」

7月20日(土)、ゲストにTikTokやYoutubeで人気の音楽ユニット「ペルピンズ」を迎え、特別イベントを開催しました。

ペルピンズは、ペルー×日本のハーフRIOSKEさん、フィリピン×日本のハーフKAZさんからなる2人組音楽ユニットです。RIOSKEさんの圧倒的な歌唱力とKAZさんのディレクション能力で、TikTokなどのSNS中心に総合的な音楽活動を展開しています。
2023年8月ワーナーミュージックからメジャーデビューしています。

このイベントは経営学部ビジネス学科のPBL(課題解決型学習)の一環として行われ、経営学部ビジネス学科の学生が企画・運営を行いました。
参加できなかった人のために当日のレポートをお送りします。

ビジネス学科の学生の司会で始まったイベントのオープニングは、ライブで動画でも話題の歌声を披露。オリジナル曲「Bitter Sweet」や、SNSで人気上昇中の川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」のカバー、ヒットソングカバーメドレーで、会場に集まった高校生や在校生を魅了しました。

第2部はペルピンズさんがどのようにして夢を叶えたきたかを講義形式でお話いただきました。
総再生数7億5千万回を超える代表作であるショート動画「ねえねえりょうすけ!〇〇歌って!」シリーズの誕生秘話、LIVE配信やステージの戦略、他のアーティストやインフルエンサーとのコラボ企画や、ヒット曲のタイムリーなカバーなど、現在までにやってきたことを惜しみなく伝えてくださいました。

また、お二人の学生時代に感じていたことや、夢を叶えるまでの苦労なども、話してくださり、高校生がこれから夢を見つけ、叶えていくための背中を押してくれるような内容でした。

次は、本学ビジネス学科の学生も交えての質問コーナー。会場の高校生からも質問が相次ぎました。

いくつかの質問をご紹介します
—経営をしているということですが、どのようにして経営を学んだのですか?
KAZさん「学生の時にビジネスについて学ぶ機会がなかったので、働きながらこういう風にやるのかなと想像しながら手探りで失敗もしながら学んでいきました。人を雇うにはお金がいるな、とかいろいろありました。もし、大学で学べていたら、もっと最初から高いレベルで始められたのではないかと思います」

—ビジネスをしようと思ったきっかけはなんですか
KAZさん「自分の夢を叶えるための手段で始めました。良いMVを作りたい、大きな会場でライブしたい。そういう夢を叶えるために必要だと考えました」

—新しい曲のアイデアはどこから生まれるんですか
RIOSKEさん「感情が大きいかな。いつもと違う感情が生まれたときに、その感情を表現したいと感じます。例えば、夏に海に行って、“楽しい”と感じる。その感情を他の人にも共感してもらいたいな。いつもしない経験をすることでアイデアが生まれるんじゃないかな」
KAZさん「世間を見て、どうやったら共感してもらえるかを考える。それってビジネスのマーケティングの考え方にもつながるんじゃないかなと思います」

—いままでした苦労を教えてください
RIOSKEさん「何がヒットするのかわからないので、多くのことをやってきたので、自分の時間がなくなるところが大変だったかな」
KAZさん「当時、TikTokは毎日投稿しないと伸びないというアルゴリズムがあったので、そこに合わせる必要がありました。100日以上毎日投稿したのは大変だった。曲を覚えて撮影してという日々は、結果にもつながったけれど、何かを生み出すことは大変だなと感じた部分でした」

—成功するかわからないことに踏み出す勇気がすごいと思いました。その一歩のためにはどうしたらいいですか
RIOSKEさん「成功しても失敗しても後悔しない好きなことを見つけるのが一番大事かな。好きなことならどんな結果でも達成感はあるし無駄じゃないと思えるはずです」
KAZさん「売れても売れなくてもやりたいこと、これが最終的に大事だと思うな。ペルピンズよりもっと有名な人、売れている人がいるけど、それでもやりたいと思えることが僕らを成長させてくれました。みんなも自分の好きなことだから始めようと思ってもらえたらいいんじゃないかな。みんなが好きなことで、やりがいを持てるもので夢を叶えてほしい。そしてそれを長く続けるためにビジネスについても学ぶといいんじゃないかなと思います。みんなの成功を僕たちも願っています」

最後に、オリジナル曲「Butterfly」「I SAY NO」を披露していただき、大盛況でイベントは終了しました。

イベント終了後は本学のキッチンで「ねえねえりょうすけ!Mrs.GREEN APPLEの青と夏を歌って」の動画を撮影していただきました。その動画はペルピンズさんのTikTokとInstagram、本学のInstagramで公開されていますのでぜひご覧ください。

最後に、このイベントを企画運営したビジネス学科の学生のコメントです

「高校生が興味をもって来てくれる企画をどうしたらいいのか、みんなでアイデアを出し合う中で、自分にはない意見や視点を知ることができ、学びになりました。当日の運営は台本通りではなく、臨機応変に対応するところがあったけれど、みんなで乗り切ることできました」
「このイベントを開催するにあたって、一人でも多くの高校生のビジョンが鮮明になって夢につながればいいなと思います」
「ペルピンズさんの動画の戦略を知り、いかに最後まで見てもらえるか、多くの人に見てもらえるかという工夫に驚きました」
「ビジネスをしたいからではなく、夢を叶えるためにビジネスをするという考え方が自分にはなかったので、知ることができてよかったです」
「ペルピンズさんの失敗を恐れず、むしろ失敗を繰り返すことで前へ進めるというお話に勇気をもらいました」