11/24(日)、近松研究所主催「近松門左衛門没後300年記念シンポジウム 近松研究の未来にむけて」を実施しました。
大江篤学長によるシンポジウムの趣旨説明の後、尼崎市長からのメッセージが代読され、続いて3名の研究者の先生による報告がありました。
近松の初演時の舞台演出を読み解く重要性(久堀先生)や、絵画資料を用いた近松作品の人気や広がりの検討(藤澤先生)、江戸怪談へと繋がる「人の心の内奥を怖れるまなざし」(堤先生)などが報告され、続いて、所長、研究員を加えたパネルディスカッションを行いました。
これからの近松研究所についても、地域との関わりの大切さや、近松に関わる若手研究者へのバックアップ体制、近松についての情報発信、また、近松作品の上演情報のアーカイブ化の要望等々、たくさんのご助言や課題を頂戴しました。
当日は、研究者だけにとどまらず多くの方々にご来場いただきました。
シンポジウムの開催にご協力いただいた皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。